VFRの創業ストーリー

こんにちは、広報の村中です。
ブログ記事の初回として、VFRの創業から現在に至るまでのお話をさせていただきたいと思います。


VAIOがドローン事業を推進する子会社としてVFRを設立>

 VFRは、ドローンによる社会インフラの革新を推進・加速する機体開発、ソリューション提供を行うVAIO株式会社の子会社として2020年3月に設立。

 設立時、VAIOのCINO(Chief Innovation Officer)を務めていた留目 真伸が代表に就任し、「技術と情熱で、人と社会の可能性を切り拓く」をVisionとしてリードして参りました。
VAIOのPC事業で培った高度な設計・製造技術や国内外のサプライチェーンのマネジメント能力等を活用して、既に産業用ドローンの開発製造を複数受託するなど順調に事業が立ち上がっています。

 2020年8月には、経営体制を一部変更(湯浅 浩一郎に代表交代等)し、目前に控える「有人地帯における補助者なし目視外飛行」(以下レベル4)を見据えた事業拡大を加速。
ドローンを運用する側としても、体制作りや社会実装に向けた社会システム全体の設計を積極的に構築する必要性から業種を超えたオープンな共創の加速が不可欠と考え、現在、課題意識を同じくするパートナーの皆様との共創を推進しております!


▶︎2020/4/9「VAIOがドローン事業を推進する子会社「VFR株式会社」を設立」
▶︎2021/10/5「新経営体制と協業の強化により「レベル4」に向けドローン事業拡大を加速」


<VFR設立の経緯>

産業用ドローンの普及に向けた課題と向き合う

日本の産業用ドローン市場は2025年までに6,400億円を超える規模に成長*すると試算されており、日本のみならずグローバルでの市場の拡大が見込まれています。
さまざまな産業用途にドローンの活用が拡大・浸透していくためには、用途別に最適化されたソリューションが提供されることが必要ですが、主流となっている汎用的なドローンではその実現は容易ではなく、産業用ドローンの本格的な普及に向けた大きな課題の一つとなっています。
VAIO株式会社はこの課題を解決するため、VFRを創業いたしました。       
*出典:【ドローンビジネス調査報告書2020(インプレス総合研究所)】

PC&ロボット事業で培った知見を武器に

「空飛ぶコンピューター」とも言われるドローンの開発には、非常に精密なコンピューティング技術・ロボティクス技術等を要します。VAIOがPC事業で培った高度な設計・製造技術や国内外のサプライチェーンのマネジメント能力等を有効に活用し、EMS事業として積み重ねてきた実績を継承いたしました。

<VFRの今後の事業展開について>

VFR株式会社では現在、下記3つの事業を推進しており、新たな経営体制の発足を経て、ドローンの社会実装に向けて本格的に事業成長に努めてまいります!

1. ToA (オープンイノベーション)事業
VFRの成⻑を「ドローン前提社会」に向けた3Anyを実現する基盤・サービス展開
【3Any = Anyone, Anytime, Anywhere。】
誰もがどこでも必要なときに使えるドローンと社会インフラ基盤などを共創で実現します。

2. ToB (B to B)事業
ドローン技術のモジュール化と新たな⽣産技術の確⽴
モジュール販売、シミュレーター提供、コアパーツ販売(代理調達)、コンサルティング

3. ToC (B to B to C)事業
ロボット教育教材VR・MRゲーミング市場への展開
産業用ドローンの販売代理店事業 etc

今後のVFRの活躍にご期待ください!
最後までご覧いただきありがとうございました。
【2022年7月:一部内容を更新】