岐阜県での大規模地震を想定した災害救助訓練におけるドローンの実践的活用に協力

岐阜県岐阜北警察署が実施する大規模地震を想定した災害救助訓練でのドローンの実践的活用において、岐 阜北警察署と災害協定を結んでいる株式会社昭和テックへの技術支援を兼ね、Casley Deep Innovations株式 会社及びVFR株式会社の共同で、ACSL製国産ドローン「SOTEN(蒼天)」*による被災現場の状況確認を行いました。

*国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募した「安心安全なドローン基盤技術開発」事業に採択され、高セキュリティ対応のドローンという名目で開発された国産ドローン

■訓練の概要
2023年9月8日、地震発生により道路が分断されるなどの被害が発生し、孤立地区にて救助を求める110番通報が入電したとの想定のもと、「SOTEN(蒼天)」による被災現場の状況確認が行われました。
この他訓練では、訓練実施場所となった岐阜市長良古津地内「ながら川ふれあいの森広場 古津エリア」に設置した本部より離陸したドローンが被災箇所となる建物にて要救助者が落下物の下敷きになっている様子を確認。Casley Deep Innovationsが提供する「AI人体リアルタイムオブジェクト認識」でのAI解析や、「DiCasterPolice」での映像配信により、現場周辺道路の確認を行いながら、要救助者を担架で運び込むまでの訓練が実施されました。

■災害現場におけるドローン活用の可能性について

2023年2月6日にトルコ南東部を震央として発生したトルコ大地震の際も、ドローンによる捜索活動によって多くの命が救われています。ドローンを活用すれば、道路が寸断された場所やヘリコプターが飛行する高度からでは捜索が難しいとされていた場所においても、低空から災害現場の確認を行うことができ、更にはAI解析や赤外可視カメラなどを使用することで、目視では発見しづらかった要救助者を捜索することが可能となります。また、「PIX4Dreact」などの災害時専用のソフトウェアを併用すれば、火災の火元や土砂流出量など迅速に状況把握を行わなければならない局面において、これまでにないスピードでの情報処理が行えるようになります。

VFRは今後も災害現場救助に貢献する国産ドローンやソリューションの普及を目指して参ります。