【導入事例 vol.1】株式会社飯塚工業 様

女性も活躍!地元に貢献する創業70年の老舗企業

「SOTEN」導入のきっかけ

国産ドローン「SOTEN(蒼天)」を導入したきっかけは、県警の方から、 地域の方だけでは目が行き届かない場所での人探しや、果物などの盗難被害をなんとかできないか、とご相談いただいたことです。弊社は撮影の領域においてドローンを導入していたこともあり、「飯塚工業さん ドローン持ってたよね」と、白羽の矢が刺さりました。

 その流れで、人探しや盗難以外にも、災害などで人 的・物的援助を提供するという災害協定を結び、当時は中国製の機体のみを使用していましたが、セキュリティ面が危惧されており公的な用途での活用が難しいとのことで、国産であるSOTENの購入を決定いたしました。

導入後の試み

当初はほとんど社会貢献という意図で購入しましたが、せっかく導入したのであれば本職でも使いたいと思い、常に会社の中で勤務していて、どの現場にもサッと向かえる女性社員をドローンパイロットとして育成しようと考えています。

現在、建設系の業界において「維持・管理」がテーマになっていて、壁の細かいひび割れや橋の経年劣化が確認できるデータを収集しなければならないので、市場のニーズとドローンの活躍できる領域がマッチしてきてい ると感じています。

これまでドローンは、工事の進捗を確認するための空撮のみで活用していましたが、今後はドローン測量で取得した 3D データ(※1)をショベルカーなどに読み込ませ、設定した角度だけを削ることなどが可能な『ICT 施工』などでも、どんどん活用していきたいですね。
(※1)SOTEN は、PIX4Dmapper などの 3D マッピング用ソフトウェアと連携が可能です

株式会社飯塚工業

緑豊かな自然を大切に考えながらも、社 会のニーズに応え、人々の生活向上を図 るよう開拓を進め歩んできた老舗企業。 地元の小・中・高校生向けに職業体験を 実施したり、女性社員を中心にパトロール 隊「i-bonds アイ-ボンズ」を発足させる など、多くの社会課題に取り組む。

創業 昭和 28 年(1953 年)
代表 代表取締役社長 飯塚 潤
住所 〒406-0803 山梨県笛吹市御坂町井之上 1511
HP https://www.kk-iizuka.co.jp
許可業種
土木工事業、大工工事業、石工事業、 タイル・れんが・ブロック工事業、 舗装工事業、塗装工事業、水道施設工事業、 建築工事業、とび・土工工事業、屋根工事業、 鋼構造物工事業、しゅんせつ工事業、 内装仕上工事業、解体工事業、造園工事業

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